宮司よりご挨拶
当神社は、古事記・日本書紀に記されています通り古くから、人々の安寧を願い、地域の氏子の皆様や、奉賛会の皆様、又多くの崇敬者の方々の御尽力により護持されてまいりました事は深く感謝申し上げております。
当神社の御祭神は、天地宇宙創造の神・天御中主神(アメノミナカアヌシノカミ)/
男女産霊の神、生成力を持たれる神・高皇産霊神(タカムスビノカミ)/生成力を我々人間の形とした御祖神(みおや)、神皇産霊神(カンムスビノカミ)/国生みと神生みの男神・伊邪那岐神(イザナギノカミ)/天津神の命により創造活動の殆どを司り、冥界を司る女神
伊邪那美(イザナミノカミ)・五穀豊穣厄除け国の守護神である、大物主神(オオモノヌシノカミ)・の六神を総称して墨坂大神と申し上げます。
神社の謂れで有名なお話は、古事記・日本書紀によれば、崇神天皇の御代、大和の国に流行り病が発生し、国民の大多数が病臥に倒れ亡くなって行くような病が流行った時に、墨坂の神に赤盾8基・赤鉾8本を祀り、これを鎮めよとの神のお告げが、崇神天皇に下され、そのお告げに従い御祈願したところ、国の病が平癒した事が文献でも表されております通り。その時以来、日本最古の健康の神として多くの方々の御信仰を得ております。
毎月の例祭(毎月15日午後7時から)を始め、来る年の平和と安寧を神にお願いするお正月の元旦祭・そして1月に開催しますお伊勢参り・氏子並びにご家族の健康と幸せを祈願する2月3日の節分会・国の始まりに感謝し、国民と天皇家の健やかな暮らしを祈願する2月11日の祈年祭・子供たちの健やかな成長を祈る夏の七夕祀り・氏子一人一人の健康と家族の幸せを祈る夏越えの神事・11月3日の秋の大祭・年末年越しの大給式等々、様々な行事や祈願祀を開催しております。(詳しい日取りは別紙を参照ください。)
多くの皆様方にお参り頂き、一層の敬神の念を深められ、御神徳を頂きますようにご祈念申し上げます。
心の豊かさは、真のしあわせであります。日々の生活に疲れた際に、また自らの生きる力を揺り動かし、気を高めるために、是非とも墨坂神社へご参拝ください。
宮司 太田静代