伊勢街道・古事記ゆかりの神社

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秋の行事

境内は、色づく紅葉や菊など秋の花々が優雅に彩り、季節の移ろいを静かに伝えています。落ち葉が舞う小径を歩みながら、心穏やかに秋の風情を味わうひとときをお過ごしください。

10月に入ると、澄んだ空気の中で、夕日に染まる境内が柔らかな光に包まれ、夏の熱気が去った余韻とともに、秋の深まりを告げる情景へと変わっていきます。

秋季大祭【11月2日~4日の3日間】

日本最古の健康の神を祀るとも言われる由緒深い神社・墨坂神社の秋季大祭は毎年11月2日~4日の3日間にわたって行われます。無病息災・豊かな稔りなどを願う神社最大の祭典です。

中でも本宮祭の旧社地である伊勢街道の西峠付近の「お旅所」から、現在の社地までの道のり約1kmを神輿がお渡りをし、勇壮な太鼓台がこの神輿を迎える姿は圧巻です。
祭典と共に日時をお確かめの上、どうぞお越しください。

秋季大祭・お餅つき【毎年10月末ごろ】

氏子の皆様でこのおめでたい紅白のお餅をつき、神前にお供えした御餅(神様の力が宿った撤饌・御供餅)として秋季大祭・本宮祭に参拝頂いた皆様に振舞われ、これを食べると神様の力を身体に取り入れる事が出来ると言われています。

日時 毎年10月末ごろ
午前 7:00 – 神社へ集合しお餅つき
※写真は秋祭り本宮祭(毎年11月3日)に行われる御供まき(餅まき)の様子です。

秋季大祭・宵宮祭【11月2日】

墨坂神社は古くは西峠付近の「天ノ森」にありましたが、文安6年(1449年)に現在の社地に遷宮しました。宵宮祭ではこの古事にならって、宵宮祭に現在の社地から天ノ森の「お旅所」へ、本宮祭で「お旅所」から現在の社地に神様を乗せた神輿が渡る「お渡り」の神事が行われます。

毎年この宵宮祭と同日に宇陀市主催のイベント「あいさこいさ祭り はぎあかり」が開催され、伊勢街道の宿場町として栄えた風情あるまちなみがライトアップされる中、神輿が渡っていく様子はとても荘厳で幻想的です。

また、墨坂神社の秋季大祭は福地に鎮座する椋下(むくもと / くらげ)神社の秋季大祭と合わせて行われ、福地・上之町・宮本・東町稲荷の4基の太鼓台が市内を煉り合せ(担ぎくらべ)する圧巻のの伝統行事は毎年訪れた全ての人を魅了します。

日時 毎年11月2日
19:00 – 本殿にて式典、式典後に現在の社地から西峠の「お旅所」へ渡御行列

秋季大祭・本宮祭【11月3日】

本宮祭では西峠付近の「お旅所」から現在の社地までの約1kmの道のりを、猿田彦を先頭に武者、赤盾・赤矛・太刀などを持った還幸の時代行列が華やかに神輿と共に神社に渡る「お渡り」の神事が行われます。

福地・上之町・宮本・東町稲荷の4基の太鼓台が近鉄榛原駅前広場で練り合わせを行った後、福地に鎮座する椋下(むくもと / くらげ)神社に宮入する福地太鼓台を除く、上之町・宮本・東町稲荷の3基が墨坂神社に宮入し、勇壮な太鼓台が激しく煉り合せ(担ぎくらべ)する姿は圧巻です。

日時 毎年11月3日(祝)
13:00 – 西峠の「お旅所」にて式典
13:30 – 西峠の「お旅所」から現在の社地までお渡り(墨坂大神ご帰還渡御巡行)出発
14:00 – 本殿にて秋季大祭式典
式典終了後に神輿3台煉り合せ、御供まき(餅まき)

秋季大祭・あと片付け【11月4日】

日時 毎年11月4日
8:00 – 神社へ集合し後片付け
11:00 – 御宴祭斎行・直会
※参加して頂ける方は動きやすい作業服でお越しください。

行事 日程 行事内容
秋季大祭・宵宮祭 11月2日 午後7時式典 式典の後【墨坂大神】西峠御旅所へ渡御
秋季大祭 11月3日 午後1時御旅所式典 午後1時30分【墨坂大神】ご帰還渡御巡行出発、午後2時30分本殿にて秋季大祭式典、午後3時頃 太鼓台3台煉合せの後、ごくまき
秋季大祭・後宴祭 11月4日 午前11時 大祭の無事終了を墨坂大神に奉告
七五三祭 11月15日 氏神様に子どもの成長を感謝し、将来の幸せを祈願します
新蕾祭 11月23日 五穀豊饒に感謝する式典です。大祭の無事終了を墨坂大神に奉告